より変化をしている葬儀への考え方
2018年07月16日
昔は葬儀というと盛大に執り行うのが当たり前でした。自宅から送るということも一般的でしたが、最近では近隣への配慮などもあるので斎場で執り行うということが多くなっています。また参列者に関しても親族のみに限定をするという家族葬が増加をしています。
出来るだけ簡素に執り行いたいと考える人が増加をしています。そのほうがコストも抑えることに繋がるのでメリットも大きいと考えることができるでしょう。家族葬ではなく、自分が逝去をした後に来てもらうよりも、もうこの世と別れる時期が近づいているので交友のあった人と生前にお別れの儀式を行っておきたいと考える人もいます。
そのために生前葬があります。亡くなった後に会いに来てもらっても直接話をすることができるわけではありません。まだ元気なうちにお別れをしておく、という意図もあります。自分自身のための葬儀であれば、自分で誰が参列をしてくれるのかということを知っておきたいと考えるのは当たり前のことです。
自分から直接お別れの言葉を伝えることによって、実際に逝去をした際にお別れを伝えることができなかった、という後悔の気持ちを持たずに済むということもあります。そのほうが有意義だという考えもあります。