供物の相場と何をお供えしたらいいのか
2021年07月03日
通夜や葬儀の時には香典のみを持参することがマナーとされていますが、故人と親しかった人や親族の中でも子供や孫であれば、香典と合わせてお供え物を持参することもあります。一般的にお供え物とされているのは、5千円から1万円程度で祭壇の近くにおいて邪魔とならないものを選ぶことが必要です。
葬儀の時に僧侶などの邪魔をするようなものは避けるべきだといえます。供物として知られている物の中には、果物や菓子など個人の好きだったものを備える傾向も大きいですが、供花を備えることが圧倒的に多いです。ただし、盛籠と呼ばれるアイテムを贈る場合には、香典を出さないことが多いといいます。
香典と供物をささげる場合には、小さめのものを備えると財布に負担となりません。ただし、香典を出さずに供物だけを捧げても、故人と親しかった相手ならば問題ないとされています。なお、相手が好きだったからと納豆などの物をお供えするのはよくありません。
宗教や地域によって備えてよい物、備えてよくないものは大幅に異なるため、どんな物なら備えていいのかを確認してから依頼することが必要です。よくわからない場合には、事前に親族に問い合わせてから持参するといいでしょう。