仏教にはさまざまな宗派に分かれていて、宗派の違いによって葬儀のしきたりも違ってきます。真言宗では、枕経を唱えます。枕経は臨終の枕元で僧侶が亡くなることへの恐れを癒すために唱えていましたが、現在は供養の儀式のひとつとなっていて、故人のためにあげることになっていますが枕経は宗派によってはありません。葬儀の際、真言宗のマナーとして、焼香の回数がポイントとなります。一般的には1〜2回が焼香の回数となりますが、原則3回です。