仏教信仰の対象としてご本尊をお祀りするためにあるのが仏壇ですが、現在では亡くなった家族の位牌をお祀りする場所だという認識でいる人のほうが多いようです。亡くなってすぐに白木の位牌が作られますがこれは仮位牌と呼ばれています。家に今まで置いていなくて、初めて仏壇を購入する場合には、その時に一緒に位牌を作るのが一般的です。位牌には故人の戒名や生前の氏名、亡くなった年月日などが記されます。一緒に暮らした家族が亡くなるということは非常に悲しいのは言うまでもありません。